とある週末ランナーの不定期ブログ

現在充電中です(`_´)ゞ

2018年 柴又100K、DNSします\(^o^)/

一昨日、鍼灸院で左足裏に鍼をうってもらう\(^o^)/

足裏に鍼をぶっ刺すと、めちゃくちゃ痛い( ;∀;)


昨日、12km@7:00で走る。

走っているときは痛みがなかったものの、

走り終わると、左足裏にかすかな違和感\(^o^)/

 

本日、朝6:00出発、@7:00で走れるところまで走ろうとするも、

10km過ぎからはっきりとした違和感\(^o^)/走るのをストップ。

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 

 

ここ最近、妻から言われていたこと↓

 

(*'▽')損切できない人なの?

 

(*'▽')柴又参加費 22,000円、左足裏、プライスレス。

 

(*'▽')ドM、かつ馬鹿なの?

 

(*'▽')『苦痛回避のメカニズムが、意識的・無意識的に存在している。 潜在意識のレベルでの苦痛回避のプロセスは、かなり巧妙で神秘的なものである。このレベルでは、私たちの心が、 違う環境ならばすぐに認識できるようなほかの選択肢を見つける能力を阻害してしまう。 つまり、あるものが自分の希望や期待と矛盾していると、苦痛回避のメカニズムが(あたかもそれが存在していないかのように)その姿を見えなくしてしまうのである。 自分の規則に厳格であり、自分の期待に柔軟でなければならない。私たちは自分の規則に厳格である必要がある。』 (※引用 ゾーン「相場心理学入門」/マーク・ダグラス著)

※・・・という内容とほぼ同じことを言われる。

妻の言うことは往々にして正論である\(^o^)/

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 

 

サブ10は無理でも、なんとか時間内に完走できないものかと模索してきましたが、

今日の結果をうけて決心しました。

 

2018年 柴又100K、DNSします\(^o^)/

 

応援してくださった皆様、本当に、申し訳ないですm(__)m

 

舌の根も乾かないうちに、こう言っては何ですけど、

自分なりに最善を尽くしてきた結果ですし、

今回は仕方がないと割り切っています\(^o^)/誠意とは

 

昨シーズンに良い結果が出せて気のゆるみがあったこと。

フルからウルトラの練習に切り替え、かつ練習を週末だけにしたことで、

練習の質と量がそれまでと全く異なってしまい、対応できなかったこと。

故障耐性がなかったこと。

慢性的な睡眠不足で回復力が低下していたこと。

 などなど、今回DNSに至った要因は色々ありそうです\(^o^)/

新しいことを始めるときは慎重に

 

今後この反省点を踏まえつつ、

 まずは足を完治させてから週末ランナーとして

サブ10を達成させるためあれこれやっていきます\(^o^)/

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 

 

これを書くと言い訳みたいになりますし、

うまく行かなかった時にあれですし、

1人で盛り上がっているようで気恥ずかしさも覚えるので

極力書いてこなかったのですけど、

うまく行かないという選択肢は最初からないですし\(^o^)/、

このブログから特定されることもないでしょうから、

ちょっとあれこれ書いてみます\(^o^)/。

 

ラソンとは別に、現在打ち込んでいることを仮にAとします。

 

Aでは、それなりの水準になれる人が数%と言われています。

でも、実際に数年以上、その水準を維持できる人はもっと少ないと思っています。

 

多分、現在の私はそれなりの水準まできている手応えがあるのですが、

それを維持するため、より良くしていくためには、

ラソンにおける走力と同じで日々の積み重ねが必要です。

 

多分、あと少しでまた一つ壁を越えられる状況で、

越えたら越えたでまたそれを維持するために労力が必要なので、

平日はがっつりと、休日もできるだけ時間を費やしていきます\(^o^)/

生活がかかっているので必死です\(^o^)/

ブログが突然更新されなくなったら察してください\(^o^)/ 

 

でも、その一方で、私はそんなにストイックな人間ではありませんし、

妻との時間も大事なので、

先日は妻のリクエストで映画「鍵泥棒のメソッド」を久しぶりに観なおしたりして、

やっぱりシナリオが練られていて面白いなーと感嘆したりもしています\(^o^)/

 

でも、さらにその一方で、私は一人の時間がないと

精神的におかしくなるので\(^o^)/、

週末は気分転換として、できれば走りたい。


どうせ走るなら目標を作った方が練習に身が入りますし、

充実感も達成感も得られます。

 

今の自分の諸々の環境を考慮しても、ウルトラでサブ10を達成できない人間が

Aでその時々で適切な目標を設定して

PDCAサイクルを回し続けることが出来るわけがないよなーと思うので、

サブ10も必ず達成させます\(^o^)/遅くとも来年中には。

 

「達成したい」が、「達成しなければならない」に変わると、

以前の私のように色々問題が起きるので要注意なんですけど、

この辺はいずれ心理学の観点から書いてみます。

あの頃わたしは~を補完する内容になります。


一応、今後の参加予定のレースです。

 

10月 越後くびきのウルトラマラソン(確定)

2月  熊本城マラソン(抽選で当選すれば\(^o^)/地元なのに直近2回落選・・・)

 

※他にも全国各地で色々参加したい大会がたくさんあるのですが、

老後の楽しみでも良いかなと最近は思うようになっています\(^o^)/

 

色々なものと折り合いがつく範囲で、ぼちぼち今後も走って、

ブログもあまり肩ひじ張らず適当に更新できればなと考えています\(^o^)/

 

次回更新予定 5/27(日)23:59 内容未定

故障の恩恵\(^o^)/

『僕は激しくペダルを踏み続け、すぐに限界に達した。
そして、その状態に留まり続けた。
口のなかに、わずかに血の味がする。
限界ぎりぎりで走っている証だ。
僕はそのまま留まり続けた。
乗り越えるべき限界の、境界線上を。』

 

最近、通勤中にテンションやモチベーションを上げるために

細切れで読み返している本の一節です\(^o^)/

 

f:id:bendertone0:20180512160925j:plain

シークレット・レース―ツール・ド・フランスの知られざる内幕-小学館文庫-タイラー-ハミルトン/

 

最近バイクトレーニングばかりしているので、

ふと読み返したくなったのです\(^o^)/

 

私は気になった本があると、近くの図書館で借りてきて、
読み終わった時点で、手元に置いておきたいなー

と思えたら購入するようにしています\(^o^)/節約

 

ただ、この本は以前、数十ページ読んだ時点で
「あ、この本は手元に残しておいて損はない」
と感じたので、Amazonでぽちった本でもあります\(^o^)/

 

理由は幾つかあります。

 

・筆者と翻訳者の文章がうまく、
当事者のタイラー・ハミルトンの心情がすとんと腑に落ち、
すらすらと読み進められたから。

 

・誠実な人柄のタイラー・ハミルトンが、
頂きを見上げながらどこまで登れるのだろうかと胸を高鳴らせ、
欧州の壁を打ち破ることを夢見ながら、
実際に欧州の第一線で戦うようになる過程にわくわくしたから。

 

ツール・ド・フランスを7連覇した
ランス・アームストロングとの友情に心が温まったから。

 

・黎明期からドーピング問題があったとされる自転車競技において、
「いつでも真実を話すこと」を両親から教えられ、
誠実に生きてきたタイラー・ハミルトンが、
いかにドーピングに手を染めることになったかの克明な記録が興味深かったから。
ドーピングに手を出さずに引退した選手ですら、
「気持ちは分かるし、責める気にはならない」
と言う環境であることが分かります。

 

購入した本を読む際は、印象に残った文章の上にチェックマークを付けているのですけど、今回読み返している中では、

競技中の心理描写やレースに臨む心境などの文章が増えていて

その変化が面白かったです\(^o^)/

 

ラソンと同じ持久系スポーツなので

共通点もありますし、
読み返すごとに発見や感想があって、面白い本でもあります\(^o^)/ 

 

バイクトレーニングのおかげで読み返すきっかけになったと思えば、

故障もまた悪いことではない、と思うようにしよう\(^o^)/そうしよう

 

 

今日の練習

メディオ 10分×2本 \(^o^)/
走れなくはないけど、大事を取って今週までランオフ\(^o^)/
来週の日曜日に60km@7:00位で走りたい\(^o^)/
さすがに来週までには完治しているだろう、頼んます!

 

次回更新予定

5/20(日)23:59

DNSかDNFか60km@7:00で走れたのか\(^o^)/

柴又100Kどうする問題\(^o^)/②

★柴又100Kをどう走るか

 

賭博黙示録カイジという漫画をご存知でしょうか?

 

カイジには利根川幸雄という敵役がいるのですが、
彼には色んな所で引き合いに出される有名な台詞があります。


『この利根川幸雄 こと金に限り虚偽は一切言わぬ 

出す・・・・・・!出すが・・・・・・

今回 まだその時と場所の指定まではしていない 
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい 

つまり・・・・
我々がその気になれば金の受け渡しは
10年20年後ということも可能だろう・・・・・・・・・・
ということ・・・・!』

f:id:bendertone0:20180505150123j:plain

引用 賭博黙示録カイジ/著者:福本伸行

 


汚い、汚すぎる\(^o^)/

 

約束事、約款や契約書はよく内容を吟味して、

不明な点があれば事前に確認しましょう

という教訓を含んでいますね\(^o^)/


そして、最近この台詞をよく思い出して、

自分におきかえて考えていたことがあります。・・・
それは、このブログにかかわることです\(^o^)/



このやまだ ことマラソンに限り虚偽は一切言わぬ 

達成する・・・・・・!達成するが・・・・・・

今回 まだその時の指定まではしていない 
そのことをどうか諸君らも思い出していただきたい 

つまり・・・・
私がその気になれば柴又100kでのサブ10は
10年20年後ということも可能だろう・・・・・・・・・・
ということ・・・・!

 


つまりサブ10達成は、今年の柴又ではなく、
来年以降もありえるということ\(^o^)/

 

ざっとこのブログを読み返してみたら、
どうやら「今年の」柴又と明記してある箇所は
一か所もなかった(´_ゝ`)はず


汚い、さすが汚い(^_^メ)


と石を投げられても仕方がない\(^o^)/


このタイミングでこんな記事を書いたのには理由があります。


GW中に60km走をしたかったのですが、
左足底膜筋膜炎が9割回復するも、走れるくらいにまだ完治しておらず、
GW中もランオフが決定したからです\(^o^)/

 

65→63kgまで体重を落としたり、
平日はひたすらバイクトレでメディオとタバタをしていますし、
今後も減量とバイクトレは継続します。

 

ですが、ここまで走れないとなると、柴又100Kまでは回復を優先して、
参加の目的をサブ10から完走に切り替えざるを得ません。\(^o^)/

 

そしてサブ10達成は少し時間的猶予をもうけさせてもらいますm(__)m

 

ただ、途中で諦めたり、投げ出すつもりは今のところ全くないです\(^o^)/

 

もう一つの打ち込んでいることにも活かせますし、
何より、柴又100Kサブ10を達成して、
柴又100Kと同日開催の「奥武蔵ウルトラマラソン」に参加し、
山を登っていった折り返し地点にいると言われる、

ビキニ美女、通称「夏姫」に一度は会ってみたいからです!!

あと、応援してくれた方に申し訳ないという気持ちも少しはあります\(^o^)/

 

故障せずに練習を積めれば、多分できなくないと思うのですが、

ここまで故障が長引くとは予想だにしなかった\(^o^)/

 

でも、「ケガの功名」「不幸中の幸い」とはよく言ったもので

走れなかったことで得られた経験もありますし、 

現在の状況はそれほど悲観しておらず、むしろ、長い目で見れば、

後で振り返った時に「この時の故障は必要な経験だった」と

言えるように今後を過ごします\(^o^)/

 

 

はてなブログのスターについて

突然ですけど、本日から、はてなブログのスターを非表示にしますm(__)m

 

書くかどうか迷いましたけど、もう一つの打ち込んでいることの今の状況が、

おそらくパズルのピースは全部揃っていて、あとは愚直にやることをやれば、

パズルは完成し、次の段階にブレイクスルーできそうな状況です。\(^o^)/それが一番難しいですけど

なので、今よりあと少しだけ時間を費やそうと考えています。

ランやブログは週末のいい気分転換になるので続けます\(^o^)/

 

そうすると皆さんのブログを拝見する時間がなくなり、

自分はスターを押さないのに、押してもらうだけということもありえ、

そんなの気にする必要はないよ、と言ってくださるような方ばかりですけど、

それでも私は何となく悪い気がするので、それならいっそのこと

自分のスターを消してしまえば良いじゃないかというのが理由です。

 

読者登録を頂いている方のブログについては、
記録に挑戦する過程だったり、挑戦した結果だったり、
全国各地の色んな大会のレポだったり、ラングッズだったり、
ウルトラだったり、マラニックだったり、クロストレーニングだったり、
酒・本・温泉・音楽・映画・テレビ番組だったり、
ランやラン以外にも色々私が知らないような面白い話が目白押しで、
今まで興味深く読ませてもらっていますし、
今後も時間が許せば読ませてもらいますm(__)m
ただ昨年までのようにスターは基本押さないようにする方法に戻します。

読み逃げのような形になりますし、一方的な変更で申し訳ないですけど、
予めご了承いただければと存じますm(__)mほんとすみません

 


★今週のあれこれ

・エアロバイクでメディオ10分×2セットか、タバタを毎日。

・GW中に妻のリクエストでカレーを作る。

vegetaro.net

↑のカレー、材料が多くて面倒ですけど、フードプロセッサーを使えば
それほど手間がかからないし、めっちゃ美味しいんですよね\(^o^)/

ただし豚バラブロックが丸々一本入っているのでカロリーが\(^o^)/

こんなものもたまには食べていますが、
基本は食事制限しつつ何とか63kgまで減量して維持中\(^o^)/


★本日の練習

テーピングをして走りに出るも、1km過ぎで左足裏に違和感。
走れなくはないけど、悪化の危険性があるためラン中止。
帰宅後、撮りためておいた銀河英雄伝説をみながらエアロバイクでクロストレーニング。

心拍数130前後で90分。

銀河英雄伝説は中学の時にM君から

「腐敗した民主政治と最良の独裁政治のどちらがましかというテーマで、

主要人物が100人くらい出てくるのに、半分は容赦なく死んでしまう宇宙戦争ものの

小説があるんだけど、やまだは多分面白く読めそうだから貸そうか?」

と言われて、「面白そう、貸して」とお願いして、途中まで「面白い面白い」と

読み進めるも、8巻の途中でショックのあまり読む気を著しく無くして、

最後まで読み終えたのは成人してからだったという色々黒歴史を含む小説なんですけど、最近、再アニメ化された際に、

後方支援と事務処理のエキスパートであり、家庭では奥さんの尻に敷かれるも良き家庭人であるところのキャゼルヌという登場人物が、

トイチで金を貸して自ら取り立てをしてそうな武闘派インテリヤクザみたいな風貌になっていてビビった\(^o^)/

 

あと、サドルが硬くて尻痛い\(^o^)/

 

 来週以降はブログ内容を短く、簡潔にします\(^o^)/時間短縮。

 

次回更新予定 来週5/12(土) 23:59 内容未定

疲労抜きジョグについてのあれこれ

このブログの注目記事、および、

Googleからよくアクセスされるブログの記事は、

疲労抜きジョグと月間走行距離と減量について\(^o^)/」が
常に一位なんですよね。

 

f:id:bendertone0:20180429105444p:plain

f:id:bendertone0:20180429105836j:plain

 ※2位は、はじめの一歩の記事が不動\(^o^)/ナジーム・ハメドについて書きたい

 

せっかく来てもらっても、大して内容のある記事ではなく、
少し申し訳ないような気もするので、
この記事でまとめて、追記という形でリンクを貼ってみます\(^o^)/

かと言って、この記事が役に立つかというとそれはまた別の問題なりますけど

 

とりあえず、「疲労抜きジョグ」については、 

Take先生「マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる-」

を購入して、概要を掴んでしばらく実践していました。

 

ざっくり疲労抜きジョグの説明。

①1kmTTの2倍のペースで走る
例)1kmTT 3:30/kmの場合、疲労抜きジョグは7:00/km
②ポイント練習と疲労抜きジョグの距離の比率は1:2。

 

そして、本を読んで実践していく中で、
私にとってここがポイントじゃないかなーと感じたことを、
営業妨害にならない範囲で書いてみます。

※詳細に興味がある方は本を購入してみてください\(^o^)/

 

(1)40歳代以降の人に推奨していること

 

『とくに読んでほしいのは40歳代以降の方々です(P6)』という記述があります。

 

40歳代以降で体力が低下し疲労回復力が衰えてくる中、

疲労をうまく抜くことができず、

故障を繰り返してしまうケースが多いためみたいです。

 

より良いタイムを求めて練習の負荷を高めたり、

走行距離を伸ばしていくと、どんなに気を付けていても、

疲労蓄積>疲労回復になった時点で故障してしまうのでしょう。

 

回復力が衰えていない、また自分の体と対話しながら、
疲労蓄積>疲労回復にならないよう、
柔軟に練習内容を変えられる人は必要ないかもしれません。

 

でも、私のようにそうでない方は

取り組んでみる価値はあるかもしれません\(^o^)/


(2)「疲労抜きジョグ」で疲労は抜けるのか?

 

多分、これが一番みなさんの興味がある点だと思います。

 

Google先生で「疲労抜きジョグ」と入力すると、
幾つかのキーワードを組み合わせた検索候補がでる中では、

「疲労抜きジョグ 効果」が一番上にでてきますし。

f:id:bendertone0:20180429151940j:plain


『疲労抜きジョグの発想もアクティブレストと同じ(P23)』という記述の通り、
アクティブレスト(積極的休養)と同じように、
疲れている時にあえて身体を軽く動かすことで血液循環を促し、
疲労回復を早める休息方法という考え方みたいです。


アクティブレスト(積極的休養)については、

 

「科学的根拠はない」
「科学的に証明されつつあります。」

 

としているものは幾つか見つかりましたが、

 

「科学的根拠がある」

 

と断言しているものは見つかりませんでした。

 

「アクティブレスト(積極的休養)をするくらいなら、
休んだ方が疲労は抜けるだろう」という意見もあり、
それもそうだと思います。

 

ただ、その一方で、ランニングに限らず、
自転車、水泳、その他の様々なスポーツにおいても、
アクティブレスト(積極的休養)は効果があるということで、
プロや一流アスリートの間では、

常識として当たり前のように行われているみたいです。

 

なので、「科学的根拠がある」と断言できないからといって、
「効果がない」と断言できるかと言うと、そうではない。

 

個人的には、以前はゆっくりとしたペースでジョグをするメリットは感じていても、
「疲労が抜ける!」と断言できるほど効果が実感できなかったので、

『疲労抜き(ゆる)ジョグ』という微妙な書き方をしていました\(^o^)/スミマセン

 

でも、先日、故障あけに@7:00のペースでゆっくり走っていたら、
最初こわばっていた脚が徐々にほぐれていく感覚があり、
「ああ、これが血液が循環している感覚かな」と実感したので、
ほぐしの効果もあるな、と最近は思っています。

 

あと、

①1kmTTの2倍のペースで走る
②ポイント練習と疲労抜きジョグの距離の比率は1:2

という明確なルールを設けることで、

練習の強度をより低いものに置き換えることによる、

「相対的に」疲労を抜くという効果なら確実にあります\(^o^)/トンチ

 

多少の痛みがあっても強度の高い練習をしたり、
とにかく走らなければ、と焦っていた以前の私には\(^o^)/、

この点で効果テキメンでした\(^o^)/

 

(3)「疲労抜きジョグ」は故障をしないためのもの?

 

『疲労抜きジョグ+入浴+ストレッチの3つを

私は「3点セット」と呼んで重視しています(P39)』

という記述があります。

 

それに加えて、終章は「達人が教える故障の原因&セルフケア」になっていて、
故障の種類と原因、それぞれに効果のあるストレッチの説明がされています。

 

このことから、故障をしないために、その時々で体と対話しながら、

セルフケアをしっかり行い、深刻な故障を予防できるよう、
自立を促すような本の作りになっていると言えるかもしれません。


(4)結局やった方が良いの?良くないの?

 

その時々の状況で必要だったり、なかったり、
人によるのでしょう\(^o^)/

 

という、長々書いてきて、最後にお茶を濁す結論に落ち着くといった、

いつものパターンです\(^o^)/

 

ただ、少なくとも、経験も柔軟性も不足している私は\(^o^)/、

半ば強制的に練習の強度を下げることができる

疲労抜きジョグを取り入れて良かったと思っていますし、
今後、柔軟に練習内容をその日その日で変更できるようになるまでは、
基本的にジョグはキロ7くらいで走るつもりです\(^o^)/

 

あと、この本を読んだ感想。

 

鍼灸院の院長をされていて、
「頑張りすぎて」故障に苦しむ数千人のランナーを見てこられた
Takeさんだからこそ、いつも全力で頑張るのではなく、

練習にメリハリをつけることで、

一人でも多くの故障に苦しむランナーが減ってほしい

という願いがあるように感じました。まる。

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 

 

過去に疲労抜きジョグについて書いた過去記事の中から、
気になった点を抜粋しときます。(※個人の感想です\(^o^)/)

 

ペース感覚がぐだぐだで疲れやすかったのは、
最近疲労抜きジョグばかりをしていたこともあって、
フォームが若干崩れてランニングエコノミーの低い走りに
なっていたことも一因のよう\(^o^)/

サンドウィッチマンのコントで名前が出てきた時に
一部のおっさんが大爆笑することでお馴染み
みやすのんき氏の著書でもさらりと似たようなことについて触れています。

ゆっくりとしたジョグをすることで
ランニングエコノミーの高い走りにずれが生じる場合もあるので
注意が必要かもしれません\(^o^)/

個人的には、最後に流しを数本入れた方が良いような気がします。

 

疲労抜き(ゆる)ジョグを取り入れたおかげもあってか、
無理なく月間走行距離を増やせて減量できたし、ポイント練習の回数は減ったけど、
その分、1回1回はそれなりに追い込むことができた。

来月も継続しよう。

 

 

疲労抜きジョグについてのあれこれ

おしまい

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

今日の練習

昨日注文したエアロバイクが本日到着\(^o^)/ハヤイ

早速1時間かけて組み立て。

左足裏の調子は9割がた回復したけど、焦りは禁物( ;∀;)

今日もバイクトレでタバタ。やっぱりきつい\(^o^)/

ストレッチと体幹トレをがっつりして終了。

 

次回更新予定5/5 23:59 内容未定

「タバタ式トレーニング」をやってみた\(^o^)/

先週覚えた左足裏の足底筋膜炎の痛み。

 

一応、今週はまめに、朝晩、熱めのお風呂で膝から下を温めたり、
足裏を軽くマッサージしたりしていることも功を奏したのか、
よく言われる朝起きて一歩目の痛みは殆どなくなったものの、
足首を外に曲げると若干の違和感があるので、
念のためランオフ\(^o^)/柴又・・・

 

幸い、右膝はほぼ完治したみたいなので、
エアロバイクで以前から少し興味があった「タバタ式トレーニング」をすることに。

 

利用料金の200円を支払い、徒歩20分の市営ジムに入ると、
開始時間の9:00を少し過ぎた時間にもかかわらず、すでに多くの人達が\(^o^)/

 

あれ?エアロバイクできないかも?と一瞬心配するも、
エアロバイク4台中、2台は空いていた\(^o^)/

 

心拍数140bpm前後で軽めのペダルを10分ほど回してウォームアップ。

 

そして、(20秒全力+10秒休憩)×8本の「タバタ式トレーニング」開始。

 

1本目
たった20秒だしな、こんなもんだろう。

 

2本目
楽ではないけど、まあ、これくらいなら。

 

3本目
あれ、少しきつい?

 

4本目
きつくなってきた。
やるのは初めてということもあるにせよ、
心肺機能落ちすぎ。
きつい!

 

5本目
きつい!
そういえば、8本でなくても、
論文発表当初は6本での実験結果に基づくものだったから、
6本でも効果があるって、どこかに書いてあったような・・・

 

6本目
きつい、きつい、
6本目でやめようか

 

m9(^Д^)
よっ、久しぶり

 

\(^o^)/
・・・ども、久しぶりです、鬼コーチさん。

 

m9(^Д^)
分かってるよね

 

\(^o^)/
・・・はい、最初に8本と決めた本数を

6本に減らそうとした理由は、

合理的なものではなく、

一時的なきつさからの安易な逃避によるものであり、

都合のいい情報の取捨選択に過ぎないということです。

それに、柴又まで残り1か月強で、
いろいろ厳しい中、最低限、
心肺機能を鍛えておかないと、
お話にならないってことですよね。

 

m9(^Д^)
なら、やるのは6本?8本?

 

\(^o^)/
・・・当然、8本です。

 

m9(^Д^)
ならば、よし!

 

\(^o^)/
ひー

 

7本目
初めてやるとは言え、きつすぎないか。
呼吸音もぜーぜー荒くなってきた。
隣のおっちゃんに、絶対、
「何やってんだ?この人?」と思われてるよ\(^o^)/

 

8本目
ラスト1本、
ぜーぜー呼吸を荒げながら、
汗をぼたぼた落としながら、
8本終了。

 

かなり、しんどかった\(^o^)/

 

クールダウンに5分、ゆっくり漕いで、
トータル20分弱で終了。

 

★感想
無酸素運動は久しぶりとはいえ、かなりしんどかった。

ウォームアップとクールダウンを含めても

短時間でできるのはかなり魅力的。


4分とは言え、ぶっ倒れるくらい追い込むことで、
様々な効果が期待できると言われているみたいだし、

ブロガーさんでもタバタ式トレーニングを取り入れて

結果を残されている方もいらっしゃるみたいだし、

効果が出ると言われる6週間、効果を信じて、やってみる価値はありそう。

 

効果が出るまで6週間?柴又までぎりぎりか・・・

 

ということで、

エアロバイクを注文しました\(^o^)/

 明日、到着予定みたいです\(^o^)/ハヤイ

 

いえ、通勤前のママチャリトレは暖かくなってくる中、
汗の問題が看過できなくなりつつあるし、
平日夜に走るのは優先順位の問題で難しいし、

エアロバイクでクロストレーニングをしようかと

前から検討してはいたんです。

 

出費は痛いですけど、長い目で見れば、十分元は取れると判断\(^o^)/

 

それにこうも故障してばっかりだと、今後の練習の選択肢の一つとして

クロストレーニングとしてバイクトレは十分ありです\(^o^)/

 

柴又まで残り少なく、色々厳しい状況が続きますけど、
減量も含めて、やれることはやります\(^o^)/

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

練習が終わった後、高級「生」食パン専門店の「乃が美(のがみ)」へ。

f:id:bendertone0:20180428173032j:plain

 

ちょっと話はそれますが、妻は仙台にある「阿部蒲鉾店」の大ファンで、

「ひょうたん揚げを食べたい」という理由で、

昨年の12月初旬に、1泊2日で仙台に旅行に行きました。

f:id:bendertone0:20180428171914j:plain

 

初日は、阿部蒲鉾店の「ひょうたん揚げ」を食べたり、

昼は有名な牛タン店で牛タン尽くしの定食と地酒、

夜は居酒屋で仙台名物の食事と地酒の数々を飲み食い。

減量あけだったこともあり、暴飲暴食の限りを尽くしました\(^o^)/主に私が

 

そして翌日の午前中、ぶらぶらと街はずれを散歩していたら、

どこからともなく鼻腔を心地よくくすぐる良い匂いが。

どうやら、ここかららしいと突き止めたお店が「乃が美」。

店先には若い女性と年配の男性が開店を待っている様子。

私と妻はそれまで「乃が美」がどんなお店か知らなかったのですが、

開店を待っている客層を見て、妻は「老若男女に受けるいいお店なんだろうね」と推測。

その時はさすがに食パンを買って持ち歩くわけにはいかず、

「いつか食べたいね」とそれっきりになっていたのですが、

自宅から徒歩20分くらいの所に支店があることが最近発覚\(^o^)/

 

nogaminopan.com

 

結構、色んな所に店舗があったのね\(^o^)/

 

決められた本数しか販売しないため、開店直後に売り切れることもあるらしいので、

開店11時前から並ぶために、念のために10時45分に到着。

既に20人くらいの行列\(^o^)/

 

11時開店。5分くらいで無事購入。店を出ると、60人くらいの行列\(^o^)/すごい 

 

店員さんから「軽くトーストしても美味しいですけど、

そのまま食べることをおすすめしております」と案内されていたので、

帰宅して妻と昼食代わりに、そのまま食べてみると確かに美味しい。

卵を使っていないこともあるのか、かなりの柔らかさで、

蜂蜜が入っているのか自然な甘さ、かつ生クリームの優しい後味。

妻が言っていたように老若男女、幅広く受け入れられる味で

行列ができるのも納得の品。

※食レポでだいたい「優しい」味と言っておけば何とく許されるような雰囲気があるとか、

私の語彙が少ないので気付けば「優しい」と使っているという訳ではないです、本当です\(^o^)/

 

美味でした\(^o^)/

 

 

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 


次回更新予定 4/29 23:59

当ブログのアクセス数、不動の1位「疲労抜きジョグ」について色々\(^o^)/

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑩「その後の顛末」

備忘録を兼ねているとはいえ、無駄に長く、

あまり楽しい内容ではない振り返り、ラストの⑩\(^o^)/

スルー推奨ですm(__)m

 

前回まで

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/①「2015年 北海道マラソン」 

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/② 「2016年 いわきサンシャインマラソン」 

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/③「2016年 佐倉朝日健康マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/④「2016年 かすみがうらマラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑤「2016年 金沢マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑥「2016年 つくばマラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑦「2017年 勝田全国マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑧「右アキレス腱故障/2017年 東京マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑨「2017年 佐倉朝日健康マラソン」 

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

 

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑩「その後の顛末」

失敗や逆境の中には、全てそれ相応かそれ以上の、

大きな成功や利益の種子が含まれている ナポレオン・ヒル

 

 
大撃沈した佐倉朝日健康マラソン後は、1週間ずっと酷い筋肉痛で、

歩くこともかなりしんどかった\(^o^)/

 

レース直後は、やれることはやった結果だから、と割り切ったつもりだった。


でも、一晩明けたら悔しさが込み上げてきた(基本負けず嫌い\(^o^)/)

 

本当に悔しかった。 

 

ランニングを再開してからざっくりつけていた、
2年分の日誌を最初から振り返ってみた。


あの時こうしていたら・こうしていればのタラレバ、
どうすれば来シーズンでサブ3を達成できるのか、
ノートに7ページに渡って
反省点と改善点とやるべきことを書き出す\(^o^)/

 

自分を反面教師にすれば

正解に近いものに近づけるだろうという思惑だった。

 

しかし、いざ書き出してみると、

 

m9(^Д^)少し考えれば分かるだろう?

 

という失敗ばかりで、


ああああ/(^o^)\と何度か頭を抱えてしまった。

 

人それぞれ正解が違うということは、

間違いも人それぞれの場合があって、

どうしようもない間違いを除けば、

多くの人にとっての間違いが、

その人にとっての間違いとは言い切れないかもしれない。

 

失敗を恐れずチャレンジして、

うまくいかなくても間違いを定義し、

それを潰していくことで正解を浮き彫りにしていくためにも、
失敗やしくじりはある程度必要なのかもしれない。

 

もしかすると、その中にブレイクスルーのキッカケがないとも言い切れないのだから。

 

とやらなくても良い失敗やしくじりを、

散々してきたので自己弁護\(^o^)/少し考えれば簡単に分かる失敗が多すぎ問題

 

失敗するにしても私はもう少し慎重になるべき\(^o^)/

 

その後3シーズン目に臨むも、

4月末にあちこち故障しかけて
5月一杯ランオフする羽目になる。


そして、7月からこのブログを開始することにした次第。

 

 


\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 


佐倉朝日健康マラソン直後に
今後どうするかを書き出した日誌の最後は
以下の内容で締めくくられていた。

 

途中まで順調だったけど
最後は目標も達成できず、
故障で走れなくなるという結末だったら本当に悲しいな。
それでも「後悔はない、やり切った」と納得できれば、
それはそれで良いかもしれないけど、

できれば目標も達成して、
死ぬまで苦しくても楽しいランニング生活を
続けられると良いな。

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

直近でも故障して数か月ランオフを余儀なくされたり\(^o^)/

相変わらず故障しがちです\(^o^)/

 

それでも以前よりも故障予防のストレッチや筋トレ、体幹トレに励むようになりました。

 

今後は酷い故障をする前にその予兆に気づけるように体の声に耳を傾けて、

十分なケアをしながら、年をとっても元気に走り続けたいものです。

 

 

ランナーの皆様が、

故障のないラン生活を送られますよう、

ご祈念いたしますm(__)m

 

f:id:bendertone0:20180321172038j:plain

 

「あの頃わたしはアホでした(決して今は頭が良い訳ではない)\(^o^)/」

 

おしまい

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑨「2017年 佐倉朝日健康マラソン」

備忘録を兼ねているとはいえ、無駄に長く、

あまり楽しい内容ではない振り返り⑨\(^o^)/

さくっとラストの⑩まで日々更新\(^o^)/

スルー推奨ですm(__)m

 

前回まで

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/①「2015年 北海道マラソン」 

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/② 「2016年 いわきサンシャインマラソン」 

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/③「2016年 佐倉朝日健康マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/④「2016年 かすみがうらマラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑤「2016年 金沢マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑥「2016年 つくばマラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑦「2017年 勝田全国マラソン」

あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑧「右アキレス腱故障/2017年 東京マラソン」

 

\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/



あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑨「2017年 佐倉朝日健康マラソン」  

人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇である。チャーリー・チャップリン

 


故障してから佐倉朝日健康マラソンレース当日まで
右アキレス腱の状態に一喜一憂する日々。

 

スピードを上げても痛みが無かった時の喜び。

 

痛みがぶり返した時の憂い。

 

佐倉朝日健康マラソンでサブ3を達成するために、

思いつく限りのことはやった。

 

アキレス腱痛で実績のある鍼灸院に片道2時間かけて行ってみたり、
できるだけアキレス腱に負担をかけないよう

ピッチ走法よりにフォームを修正しようとしたり、
常にアキレス腱にテーピングをして過ごしてみたり、
ひたすら保冷剤でアイシングをしたり。

 

色々行ったことが功を奏したのか、
負担が少ないトレッドミルばかりの練習とはいえ、
レース直前までにはスピードを出しても痛まないくらいに、
何とか仕上げることができた。

 

後はレースを走るだけ。

 

念のためレース前に1錠、レース中盤で1錠、
ロキソニンを飲むことに。

 

レース当日に見た夢。

 

普段、夢の内容を覚えていないけど、
この日ははっきりと覚えていた。

 

レース直前にゼッケンと計測チップをつけようとする。
しかし自分が今までつけてきたものとは異っているため、
つけ方が分からない。

なかなかつけられずに焦っている内に、

無常にも迫るスタート時間。焦る。

つけ方がどうしても分からない。焦る。

スタートの号砲が鳴り響く。
一斉にスタートするランナー達。

レースに参加できず取り残される私。

 

 

夢にうなされて、起床。

 

悪夢だ。

 

ここまでして、参加すらできない夢を見るとは。

 

メンタルが豆腐すぎる。


レース

 

あいにくの雨。

 

早めに会場に行き、大人しくスタート時間を待つ。

 

スタート時間が近づいてきたので
100均のレインコートを着たまま
スタート地点に向かう。

 

佐倉朝日健康マラソンはスタートブロックが事前に決められているのではなく、
目標タイムのプラカードの後ろに自分で並ぶ方式。 

 

並ぶのは3時間のプラカードのすぐ後ろ。

 

完璧ではなくても自分なりの最善は尽くしてきた。

 

スタートラインに痛みがなく立てた。

 

再発の不安はあったけど、喜びの方が勝り、心が躍った。

 

故障してから2か月間、右アキレス腱の状態に悩まされてきた。


痛みがない状態でサブ3に挑戦できる。

 

それだけで嬉しかった。

 

スタートの号砲が鳴る。

 

サブ3のぺーサーについていく。

 

少し脚が重い。

 

でも、問題なくついていける。

 

最初の給水所では集団の人数が多すぎて
うまく給水できなかった。


1回位なら問題ない、次はちゃんと取れば良い。

 

アップダウンで多少離されることもあった。

そのたびにペースアップしてくらいつく。

 

小雨は降り続いていたけど、
途中でレインコートがまとわりつくのが気になりだし、
走りながら脱いだ。

 

コース上のボランティアの方に
「すみません!」と言いながら渡す。

 

少し走りやすくなった。

 

ハーフ通過。

 

ぴったり1時間29分。

 

佐倉朝日健康マラソンのぺーサーさんは優秀と評判だけど本当だ。

 

楽ではないけど、まだ脚も心肺も余裕はある。

 

幸いなことに、まだ右アキレス腱に痛みはない。

 

これから例えどんなにきつくなったとしても、

何が何でも食らいついてやる。

 

ハーフを過ぎた直後の給水所で、
スポーツドリンクと一緒にロキソニンを摂取。

 

最後まで持ってくれよと祈りながら。

 

しばらくは順調に集団についていけた。

 

 

 

でも。

 

 

 

何の予兆もなかった。

 

 

25kmを過ぎた地点だった。

 

 

突然、右アキレス腱に刺すような激痛が。

 

痛みで思わず顔を歪める。

 

それでも走ろうとしたので、

飛び跳ねるような変な走り方になった。 

 

いったん立ち止まる。

 

みるみる遠ざかるサブ3ペース集団の背中。

 

その背中を茫然と見る。 

 

ここで再発するのか。

 

ロキソニンを飲んでいても
これだけ痛むなら相当マズい痛みだ。

 

でも、これはシーズン最後のレースだ。

 

ここでサブ3を逃してしまうと、

早くても次のチャンスは半年先。

 

レース中にもし痛みがあっても
多少の無理はするつもりだった。

 

ストライドを若干狭くして、

おそるおそる走り始める。

 

幸いなことに右アキレス腱は痛まなかった。

 

いつまた痛みが走るか分からないけど、
残り17km、いけるところまでいくしかない。

 

なんとかそれ以上離されないよう必死に走る。

 

しかし500メートルほど進んだところで、左脚のふくらはぎが攣る。

 

攣ったまま走ろうとしてみるけど、
スピードが出ない。

 

さらに離れていくサブ3ペースの集団。

 

どうする?

どうする?

どうすれば良い?

 

焦りながら必死に考える。

 

まだ貯金は1分近くある筈。

 

このまま走り続けても
離される一方だ。

 

ストレッチして、足を休めて、
また走り出せばまだ何とかなるか?

 

立ち止まってストレッチ。

 

攣りは収まった。

 

しかしサブ3の集団は、

もうはるか前方。


しかもどんどん離れていく。

 

急げ、

走れ、

こうしている間にも
貴重な時間はどんどん失われている。

 

焦る。

 

今から追いつけば、

いや、追いつけなくても、
これ以上離されなければサブ3はできる。

 

走り出す。

 

でも力が入らない。

 

スピードが出ない。

 

遠ざかっていく集団。

 

精一杯走る。

 

スピードが出ない。

 

どんどん離れていく。

 

 

 

 

しばらく走って

 

 

 

 

ああ、駄目だ、

 

 

 

 

もうサブ3は無理だ・・

 

 

 

 

と心が折れた。

 

 

諦めてしまった。



・・・


・・・


・・・

 

しばらく放心したまま
脚に負担がかからないゆっくりとしたペースで走った。

 

サブ3ペースで走っていた時は、
雨を冷たいと感じなかったけど、
このゆっくりとしたペースでは、

やけに冷たく感じる。

 

寒い。

 

28km地点にある救護所が右手に見えてきた。

 

救護所の前で走るのを止めた。


コース脇のテントに向かってふらふらと歩く。

 

中を見ると救護スタッフの方が2名と、
暖かいストーブの前で毛布にくるまり、
パイプ椅子に座っているランナーの方が居た。

 

「入っても良いですか?」と救護スタッフの方に訊くと
「はい、どうぞ、そこに座ってください」と
ストーブ前のパイプ椅子を指示される。

 

「毛布、使われますか?」と訊かれ、
「いえ、大丈夫です」
と答えながらパイプ椅子に座り、
ストーブで暖を取る。

 

暖かい。

 

少し落ち着く。

 

・・・

 

・・・

 

・・・惨めだな。

 

サブ3もできず、
ここでリタイアしようとしている。

 

故障を散々ごまかし続けてきた結果が、このざまだよ。はは。

 

撃沈しても「少なくとも最後まで歩かなかった」
と胸を張って言えることだけは、
少しは誇れることだったのに。

 

 

それすらも失った。

 

・・・

・・・

・・・

 

焦って結果だけ求めすぎたか。


・・・

・・・

・・・

 

このままリタイアするか?

 

 

後で納得できるか?

 

・・・

・・・

・・・

 

できないよな。

 

右アキレス腱はスピードを出しすぎなければ、

おそらく大丈夫だろう。

 

それなら幾ら時間がかかっても構わない。


ゴールだけはしよう。

 

せめてそれくらいは。

それだけは。

 

・・・

・・・

 

時間にして数分、いろいろ考えて、
とりあえずゴールだけはすると決めた。

 

救護スタッフの方にお礼を言い、
テントを出て再び走り出す。

 

騙し騙し小雨の中を走り続ける。

 

結果ではなく過程を重視すべき

 

焦って結果だけを求めて、こんな有様になるんだから、
本当にそうだよなと自嘲した。

 

そして30km地点通過。

 

遠くから聞こえてくる
ロッキーのテーマ。

 

このタイミングでロッキーおじさん。

 

通り過ぎるときに、いつものように
ロッキーおじさんに向かって軽く手を上げると、
ロッキーおじさんも軽く手を上げてくれた。

 

少しだけ、気持ちが軽くなった。

 

 

 

 

ロッキーの映画は、

 

 

 


高らかなファンファーレで幕を開ける。

 

 


その後、キリストの壁画がアップになる。

 

 

 

 

 「復活」の物語だからだ。

 

 

 

 

失ったものを取り戻すために、

再び立ち上がる物語だからだ。

 

 

 

 

 

・・・

・・・

・・・

 

 

 

私も、もう一度ここから始めよう。

 

 

 

 

また、来シーズン、1からサブ3を目指そう。

 

 

 

来シーズンは、もっと痛みと向き合って慎重になろう。

 

 

 

今シーズンを無駄にしないためにも、

同じ失敗はできるだけ繰り返さないようにしよう。

 

 

 ・・・

 

 

まずは今シーズンをちゃんと終わらせよう。

 

ゴールまで行こう。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

沿道の方の応援に感謝を伝えながら、

 

 

 


騙し騙し走り続けて、

 

 

 

 

何とかゴール。

 

 

 

3時間14分30秒(ネットタイム

 

f:id:bendertone0:20180317091730j:plain

 

 

 

 

故障してから2か月。

 


右アキレス腱の調子に一喜一憂し、
レース当日に悪夢をみるくらい追い詰められて、
シーズン最後のレースで、

故障が再発してサブ3を逃してしまった。

 

 

それでもこの2か月間、
自分なりの最善を尽くしてきて、
一つの結果が出た。

 

 

あいにく、それは望む結果ではなかったけど、
ようやく重圧から解放されて安堵した。

 

 

同時に、来シーズンこそサブ3を達成する、

と前向きに考えることができた。

 

 

 来シーズンこそは。

 

 

こうしてサブ3を達成できないまま

2シーズン目の幕は降りることになった。

 

 

 


あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑩最終回「その後の顛末」につづく

 次回更新 4/26(木) 23:59