あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑤「2016年 金沢マラソン」
備忘録も兼ねているため無駄に長い振り返り⑤です。
読むのに時間が結構かかるので読み飛ばし推奨です\(^o^)/申し訳ない
前回まで
あの頃わたしはアホでした\(^o^)/①「2015年 北海道マラソン」
あの頃わたしはアホでした\(^o^)/② 「2016年 いわきサンシャインマラソン」
あの頃わたしはアホでした\(^o^)/③「2016年 佐倉朝日健康マラソン」
あの頃わたしはアホでした\(^o^)/④「2016年 かすみがうらマラソン」
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
あの頃わたしはアホでした\(^o^)/⑤「2016年 金沢マラソン」
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」松浦静山
幸運にも1シーズン目でサブ3.5を達成できたので、
アスリート枠を利用して愛媛マラソンでファンランするため、
下調べとして公式動画を見てみました。(※現在削除されています)
http:// https://youtu.be/57j8yh9rD-8?t=2267
愛媛マラソンのフィニッシュ動画(グロスタイム2:58あたりから)
この動画を見た後、しばらく考え、サブ3を目指すことに\(^o^)/
政治や椅子取りゲームに向いていない、興味も持てない私でも、
サブ3は目指す価値のあるものだと思えたのです。
以前の日誌を見ると「4:15/kmでフルを走り続ける?無理だろう(笑)」と
いう記載もありましたが\(^o^)/、今後のためにも
「方法論が間違っていなければ多少困難なことでも
ある程度のことは達成できる」と証明したかったのも動機の一つ。
サブ3を目標に、2シーズン目の開始です\(^o^)/
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
かすみがうらマラソンを走った後、しばらく休んで6月から再始動。
10月開催のフルマラソンの中から、
抽選の金沢マラソンに申し込み、落選したら水戸黄門漫遊マラソンに
申し込むつもりだったところ、金沢マラソンに当選\(^o^)/
まずはサブ3を狙うにあたって、最低限の挑戦権と言われる3時間一桁を目標に。
練習とあれこれ
・ジム通い開始
昨年の夏は日中30℃を超える中での30km走で熱中症になりかけるし、
夏の夜に練習コースを走ると虫がばんばん飛び交っているしで、
夏の間はトレッドミルを中心に練習することに\(^o^)/
主な練習はビルドアップ大好きランナーだったので
時速12km/hから始めてラストは時速14~15km/hくらいまで上げる
ビルドアップ走を30分から90分。
週末はたまにロードで5:00/kmで10~20km走。
・レース3週間前にレースペースの4:30/kmで30km走を実施するも
20kmで撃沈\(^o^)/
トレッドミルばかりの練習で、思ったより脚ができていない?と
不安になり翌週、5:00/kmで30km走\(^o^)/
練習後、右膝に軽い違和感\(^o^)/
でも大丈夫、
ロキソニンがあるから\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
レース前、レース中に1錠ずつロキソニンを服用することに\(^o^)/
不安を抱えたままレースへ。
・TARTHERZEAL(ターサージール)4の購入
「GT-2000 ニューヨーク3」から「LYTERACER (ライトレーサー)TS 5」にシューズを変えて走った時は
その推進力に感動を覚えたほど。
サブ3を目指すランナーが履くと言われる「TARTHERZEAL(ターサージール)4」はどうだろうと期待して
レース直前で購入。
早速試しに履いてみて、軽く1km×3本。
確かにスピードは出る、
悪くないよ、うん、
でも
脚の甲が痛い\(^o^)/。
金沢マラソンは「LYTERACER TS (ライトレーサー)5」で臨むことに。
これが後に妻から「毒婦」と呼ばれる
「TARTHERZEAL(ターサージール)4」との出会いだった\(^o^)/
※私の脚が貧弱なだけです\(^o^)/
・酒と減量
それまでは平日は気が向けば、週末は殆ど晩酌していたものの、
土曜日の練習に影響があったり、体重がなかなか落ちなかったので、
次第に飲酒の習慣がなくなっていく。
それに伴い体重を66kgくらいから63kgくらいでキープできるようになる。
そして更に直前に飲まず食わずで2kg落として
61kgでレースに臨むことに\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
レース前日
金曜の夜に上野駅のバス乗り場から夜行バスで金沢へ。
妻は数千円しか変わらないんだから新幹線で行けば良いのにと
忠告してくれるも(だいたいにおいて妻が正しい)、
私は深夜バスで目的地に早朝に到着した後、
人が少ないうちにぶらぶら歩くのが好きなので深夜バスで\(^o^)/マラソン前日
バス中ではイヤホンで環境音の「雨の音」を聴きながら、マスクを付ける。
3列シートなので幾分かは眠れるだろう。
乗車後1時間くらいでだいぶ後方の席からおろろろろと聞こえてきた気がしたけどきっと気のせい\(^o^)/
色々疲れていたこともあって珍しく深夜バスでぐっすり眠れた\(^o^)/
朝6時くらいに金沢駅に到着。
早速、駅から徒歩20分くらいの所にある、日本三大庭園の一つ「兼六園」へ。
兼六園はその時々の時期によって異なるものの、
早朝に無料で入場できる時間帯あり。
10月16日~2月末日までの期間は
5:00~7:45の時間帯だったので無料で入場\(^o^)/
早朝で人も少なくて落ち着く。良い所。
一しきり回ったあと、海の幸や生鮮野菜などが一堂に会し、
「金沢の台所」と呼ばれる近江町市場へ。海鮮丼を食べた後ぶらぶら。
お店によっては観光客価格と揶揄されることもあるみたいですけど\(^o^)/
10時になったので前日受付のため金沢駅前に戻る。
金沢駅の地下のホールで滞りなく前日受付を行い、
金沢の残っている茶屋街の中で最も規模の大きい「ひがし茶屋街」へ。
ぶらぶらしながら「加賀棒茶(ほうじ茶)」をお土産に買い、
中田屋のきんつばを食べる。
そしてお昼ごろになったところで、事前に予約していた海鮮丼屋「澤ノ屋」へ。
「のどぐろ炙り丼」(要予約)を注文。
マラソン大会開催の目的は地域の活性化であり、
ランナーの宿泊や飲食などの消費による経済効果も見込まれています。
明確な経済効果が認められれば、
大会を開催することの弊害の一つと言われる
長時間の交通規制についても
市民の方々の理解が求められるかもしれません。
なので走るだけではなく、できる範囲で経済活動を行うことで
今後も自治体とランナーの共存共栄の関係を
末永く継続できるかもしれません。
・・・という大義名分のもと、
お日様が高いうちから日本酒を注文\(^o^)/
かー、昼から呑む酒は格別だ\(^o^)/
良いグラスは酒をうまくする
その後、武家屋敷跡野村家へ。
趣があります。よきかな。
さんざん歩き倒して\(^o^)/
ようやくホテルへ向かい、明日に備える\(^o^)/レース前日
レース当日
レースプラン
ざっくり10km登って、13km下って、あとは平坦というコース。
上りを平均ペースの4:30/kmよりやや遅く、下りをやや速く、
平坦をイーブンで走り3時間一桁\(^o^)/というざっくりとしたプラン\(^o^)/
そして兼六園のそばからスタート。
傘を持った着物姿の女性がずらりと並び、
お見送りをしてくれます\(^o^)/なんか豪華
途中沿道でハイタッチを求める子供がいたら
後ろの邪魔にならないように沿道によっていき、
ハイタッチしながら上りを走る\(^o^)/
上りということもあり、ときどき4:30/kmをオーバーするも、
ほぼイーブンペースで上り基調の10kmを通過、ここまでは順調。
そして下り。
スピードを上げすぎないように慎重に下る。
そろそろ20kmにさしかかろうかというところで異変が。
左足のふくらはぎが控えめに主張しはじめます。
(;´Д`)「・・・サーセン、自分、今日もう無理かもしれないっス」
\(^o^)/「えっ!?左ふくらはぎ君、早いよ!
まだ半分も走ってないよ。頑張ろうよ!」
(;´Д`)「頑張りたいのはやまやまなんスけど、きついっス」
\(^o^)/「今、君に抜けられると困るんだよ、何とかならない?」
(;´Д`)「何とかならないス。
あああ、
自分もう無理っス!
限界っス!
サーセン!」
\(^o^)/「ちょ、待っ」
ぴきっ
【悲報】ハーフもいかないうちに左ふくらはぎ攣る\(^o^)/オワタ
えええ、
家でゴロゴロしているときに突然攣って悶絶することはあっても、
レース中に攣ったことなんてなかったのに。
しかも、まだ半分以上残っているのに。
この先どうすればいいんだ。
と軽くパニック\(^o^)/。
それでも立ち止まらず、なんとか左ふくらはぎにあまり負担をかけないように
探り探り走っていると攣りの症状は落ち着いてきた。
それでも、無理をするとまた攣りそうな張りがある\(^o^)/
もう脚は終わってしまったみたい\(^o^)/
しんどい展開になったなー、
と思いながらも何とか落ち込みを最低限に抑えながら走り続け、
ようやく28km地点へ。
ここから同じ感覚で走っていても少しずつペースが落ちてくる。
息苦しくなり、ますますペースが落ちてくる。
えー。
【悲報】30km手前で脚に続き心肺も\(^o^)/オワタ
脚も心肺も限界、まだ30kmも通過していないのに、
まだまだ走らないといけないのに、
この先どうすれば良いんだと途方に暮れる\(^o^)/
それでも沿道からのハイタッチの応援にできるだけ応えようとするも、
沿道に近づいていくという横への動きは、
撃沈した今となっては脚と心肺を思いのほか消耗させる。
母親に抱きかかえられた子供が
小さな手を精一杯沿道に向かって伸ばして
ハイタッチを求めている。
私はそれに応じる余裕がなくパス。
それに対して後ろを走るランナーはハイタッチに応じたのだろうか。
後ろから聞こえてくる母親の嬉しそうな声。
「優しいおじちゃんで良かったね!」
含むところがないのは分かっているものの
地味にメンタルにくる\(^o^)/
走りながらあれこれ考える。
どうしてこうなった。
観光気分で前日歩き倒したからなのか
練習コースが平坦だから坂で脚が削られたからなのか
そもそも夏にトレッドミルばかりやっていたから脚がつくれていないからなのか
呑まず食わずの減量で体重を落としすぎてスタミナが持たなかったからなのか
どうしてこうなった。
ペースはどんどん落ちてくる。
完全に消化試合。
30km過ぎのスライドで先行するランナー達と
すれ違うようになった。
しばらく走っていると前から大きな集団がどんどんと近づいてくる。
集団の先頭には頭に風船を付けているランナーが。
サブ3を目指す集団だ。
すれ違う際に横目で集団を見ると、視線の先には
必死の形相でぺーサーにくらいついて走っているランナー達。
まぶしい。
羨望の眼差しで見る。
ああ、かっこいいなあ。
自分もいつかきっと、あのランナーたちのように
サブ3をつかみ取るために必死に走ると心に誓った。
撃沈してふがいない走りをしている時だからこそ、
よりそう思ったかもしれない。
そこからはただただ脚が攣らないように気を付けながら、
終わった脚と心肺でゴールを目指す苦しい展開\(^o^)/
ようやくゴールした時は、心底安堵した\(^o^)/
3時間17分17秒(ネットタイム)
撃沈\(^o^)/
目標の3時間10分には遠く及ばない結果\(^o^)/
内容は駄目すぎるけどタイムだけみれば一応8分ほどPB更新。
目標には近づいている、少なくともやってきたことは無駄ではない。
そう必死に自分自身に言い聞かせ、納得しようとした。
とぼとぼ歩いていると、
2人組のスタッフの方々がカメラを私に向けながら
満面の笑みで「お疲れ様です!」と近づいてきた。
力なく笑うだけで精一杯だった。
笑えていたのか?
引きつっていたかもしれない\(^o^)/
記録証を発行して貰って導線に沿って進む。
メダルとフィニッシャータオルをもらって先へ進むと
ハイタッチを求めるボランティアの方々が
左右にずらりと笑顔で並んでいる。
一瞬躊躇するも、精一杯の笑顔を作り、
「ありがとうございます!ありがとうございます!」と言いながら通り過ぎる。
複雑な思いをしながら\(^o^)/
撃沈した後だと、普段なら嬉しい、ありがたいサービスが
地味に辛いことが分かった\(^o^)/すみません
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
金沢マラソンは参加料10,000円に見合うだけの豪華絢爛といった内容で、
北陸新幹線の開通に伴い、金沢を今後も盛り上げていこうという熱意が感じられました。
給食も、和菓子・スイーツ・ゴーゴーカレー・金沢野菜など
豊富な種類で用意されているみたいです\(^o^)/
記録狙いだったので食べる余裕はありませんでした。勿体ない。
2017年以降、富山マラソンと同日開催に日程を変更したのは、ん?と思いますが、
抽選になるのも納得の、観光も含めて参加する価値は十分にある大会です。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
その後、近江町市場で海鮮丼を食べ、もう一度兼六園に行き\(^o^)/、
お土産を買いこみ、夜の鼓門を撮影。
でかい\(^o^)/
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
サブ3を目指すと決めた2シーズン目の初戦は、
大撃沈という苦い結果に終わった。
そして3時間1桁を達成して
サブ3の挑戦権を得ようという青写真はもろくも崩れた。
1か月後のつくばマラソンにどう臨むか?
あれこれ考えながら北陸新幹線「かがやき」で帰路に着いた・・・
あの頃わたしはアホでした⑥「2016年 つくばマラソン」につづく
★今週1週間のあれこれ
・毎日風呂上りに1時間半くらいひたすらストレッチと体幹トレと筋トレをして過ごす。
・本日鍼灸院に行ってみたところ、故障してから2か月は長い、
痛みの箇所が膝の外側と言っても少し内寄りなので、
大体四頭筋や脛周りの筋肉の張り、
および骨の膜の炎症が原因の可能性もあるとのことで、
色んな所に鍼を刺して電流を流してもらう。
親身になってくれて知識も豊富な先生だったので来週も予約。
・鍼を刺した直後は安静にした方がいいみたいなので、とりあえず本日はランオフ。
★次回更新予定。
4/8 23:59 そろそろ触れねばならない柴又100kどうしよう問題\(^o^)/