とある週末ランナーの不定期ブログ

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2018年さのマラソンレースレポ②30kmまで

 

前回まで ↓

2018年さのマラソン レースレポ①レース前日まで~スタートまで

 


号砲からスタートラインを越えるまでのロスは30秒。スタート地点ではさのまる君やボランティアの方々が手を振って応援してくれている。周囲のランナーも少なく最初からスピードが出せるし、サブ3.5付近に並んだ方たちは皆さんきっちり@5:00前後のペースで走られているので自然と流れに乗れてノーストレス\(^o^)/素晴らしい

 

脚は重すぎず軽すぎず良い調子。


30kmまでは頑張りすぎないように脚を温存、下り基調の後半戦で状況に応じてサブ3.5を達成するというプラン。公式サイトのコース図から、おおよその起伏は頭に入れているし、5kmごとの通過タイムをテーピングにマジックで書いて左手の甲に貼り、手袋を少しめくれば確認できるようにしていた。あとは淡々と受動歩行ロボットのように重力を利用して足を前へ出し続ければ良い\(^o^)/完璧

 

スタートから5kmは緩やかな上り坂。でも傾斜は上っているかどうか分からない程度の緩やかさで特に気にならない。淡々とペースを刻む。ところが、順調に6kmまで進んできたあたりで周囲の景色では明らかな上り坂なのに、突然下り坂を下っているような感覚になり自然にペースアップ(@_@;)。???混乱。おかしい。もう一度周囲の景色を確認。やっぱりどう見ても上り坂。???脚が自然と前に進む。目の錯覚を利用した上っているけど実は下がっているミステリ坂?水曜どうでしょうであった香川県のあれのような?

 

???

 

混乱しながらもとりあえず体感任せでペースを維持。そして左折。途端に、強烈な向かい風\(^o^)/謎は解けた。と、同時に、頭をよぎったのは上り坂+向かい風で単独走になったらかなり足を削られるんじゃないか?という懸念。何せ故障あけのフルマラソン初戦、自分の走力をあまり信用できない。当初の予定通り30kmまでは脚をできるだけ温存したい。ペースを極端に上げ下げしないように気を付けながら出来るだけ集団走になるように気を付ける\(^o^)/

 

上り坂+向かい風のコース上では、みんな同じことを考えていたのか、道が狭いということもあったのか、奇麗に縦一列を形成し前へ前へと突き進む。勝手に「さのトレイン」と命名。こういうことがあるのでレースは面白い\(^o^)/

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グレイシートレイン。画像はイメージです\(^o^)/

 

「私は受動歩行ロボット、私は受動歩行ロボット」と自分にとっての理想のフォームをただ忠実に守りながら走る。と、決めていたけど、決して数は多くないものの、この寒い中わざわざ沿道で応援してくれる地元の方々がいらっしゃると手を上げたり、会釈したり、ありがとうございます!と返答したり、応援に応えずにはいられない\(^o^)/ロボット失格。1秒を争うガチレースなら応援に応える余裕はないけど、今回はサブ3.5を本気で狙うとはいえ、30kmまで温存していく予定、応える余裕がない訳ではないのです\(^o^)/寒い中、応援ありがとうございました!

 

途中、沿道に応援の方がいらっしゃらないにもかかわらず、左側を向いて手を振っているランナーの方がいて、何だろう?と思い左側を見てみると、老人ホームとおぼしき施設の2階の窓際で、かなり年輩の方々がゆっくりと手を振っている姿が。私も手を大きめに振る。前を見て走っていると気が付かないよなー、前を走っているランナーの方はこの大会のリピーターの方なのかな?普段死んだ魚ような目をして日々を過ごしている私はこういうの良いなーと気温が低いなか胸が温まったそんな話\(^o^)/

 

順調に@5kmをきるペースで淡々と進む。もうすぐ10kmに差し掛かろうという時点で左右の股関節に若干の違和感が\(^o^)/たった10kmで何故?寒いから?アップが足りなかった?脳が騙そうとしている?この違和感が痛みに変わったら当初の取り決め通り潔くDNFする\(^o^)/坂道が多い榛名湖マラソンでも早い段階で股関節に若干の違和感が出てきたけど、結局最後まで痛みに変わらず走りきれた。今回も大丈夫?あれこれ考えても仕方がない。今は前に進むしかない\(^o^)/

 

と考えながら走っていると、前方のランナーが左側の沿道に寄りだす。その先には真っ赤なサンタの衣装に身を包んだ女性。殆どのランナーの方々とハイタッチされています\(^o^)/さのマラソンで有名な美ジョガーの方みたいです。私もハイタッチをして貰うと同時に「激沈ファイト!」と檄を飛ばしてもらう\(^o^)/正直に言います。めっちゃテンション上がりました\(^o^)/股関節の違和感もなくなりました\(^o^)/自分の脳ながらどうなっているのか心配になりました\(^o^)/その後も20km地点と30km地点でもハイタッチしてもらう\(^o^)/しかも時間帯によっては40km地点でも応援されていたそうです。神出鬼没。控えめに言ってもさのに降り立った女神でした。さのマラソンに参加されたランナーは彼女のファンになる方が凄く多いそうですが、それも納得です。

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(C)進撃の巨人諫山創

応援凄く励みになりました\(^o^)/ありがとうございました!

 

10kmまでのラップ↓

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10kmをすぎて少し気になったのが距離表示とガーミンの1km毎のラップを知らせる音のズレ。ただのズレならいつものことですけど、1km毎のラップを知らせる音が距離表示の前ではなく後。少し違和感を覚えたものの、多分坂が多いからガーミンが混乱しているんだろうなーと深く考えずに走り続ける\(^o^)/ゴール後にその理由が判明するんですけど\(^o^)/

 

そしていよいよ20km地点の急坂。ヤビツ峠の平均斜度6%と同じくらい。それなら何度も走っているし恐れるに足りないし、1kmくらいで終わる。それでも極力足を使わないように@5:50までスピードを落として慎重に上る。うん、大丈夫。これくらいなら問題ない。そしてトンネルを抜けた後、今後は急な下り。ブレーキを掛けないようにストライドを狭くしつつ膝のクッションを使って駆け下りる。急な下り坂も問題なくクリア\(^o^)/

 

その後も緩やかなアップダウンを経て、28km地点で今度は反対側から急坂の上り。ここでも@5:50でゆっくり慎重に足を使わないように上る。問題なく上りきれた\(^o^)/そして急な下り坂を駆け下りる。ここまで順調すぎるほど順調。想定タイムから4分ほどの貯金もできている。脚も残っている。とはいえ、30kmからがマラソン本番。まだ油断はできない。そう気を引き締めた。

 

そしてマラソン本番の残り12kmで、貴重な体験をすることになる\(^o^)/

 

11km~30kmまでのラップ↓

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2018年さのマラソンレースレポ③~ゴール につづく