上等じゃないのよ、やってやろうじゃないのさ~チャレ富士への道①~
宿泊については大会日程が正式決定する前に安宿を確保しておきました。それでも通常の1.6倍のお値段\(^o^)/今は3倍
当日の会場までの移動はタクシーを利用する予定です。タクシーの予約は2週間前から応相談と確認済。予約できなかったら最悪6km歩き\(^o^)/オワル
チャレ富士でのサブ10に向けて、週末ランナー縛りですけど、徐々に走力を上げていきます\(^o^)/
森巣博さんのギャンブル論
約25年間に及ぶカジノでのギャンブル体験と、そこでの人間観察をもとに書かれた小説やエッセイを書く事で知られている森巣博さんの新刊「日本のハイローラー」を読了。
今回はあっさりとした内容。既刊のギャンブル本でのミーガンやウルフのような手に汗握る大勝負も、マイキーや村本のようなギャンブルの魔力に取りつかれ、地獄への片道切符でどこまでも堕ちていく悲惨な話もなかったので、新刊はあっさりと感じたかも。
かといって既刊の「越境者たち」はかなり面白いけど内容が重い、重すぎる。本当に面白いんですけど。賭博の魅力と魔力をバランスよく描いているように個人的に感じるのは「賭けるゆえに我あり」。
森巣さんの著書の中で繰り返し述べられる言葉が幾つかありますが、その殆どが負けることについてです。博打においてはそれだけ重要という裏返しなんでしょうけど、その一部を「賭けるゆえに我あり」から抜粋してみます。
・勝ちに天井があっても負けに底はない。際限なく堕ちる。
・勝ち方ではなく負け方が博打では重要となる。
・取り戻そうとする博打は負けることが多い。
・勝ち手には厚く、負け手には薄く。
・1万円のベットで9連敗しても良いのである。次の一手で10万円のベットを一本取れば浮くのだから。
・博打には「必勝法」は存在しないのだが、「必敗法」と呼べる摩訶不思議なものが存在する。「必敗法」を学び、負ける条件をすべて排除していけば、「必勝」とはないかもしれないが、打ち手にはゲームに組み込まれた「確率の劣位」を背負いながらも、なんとかカジノで戦える余地が残されている。
シンプルで含蓄のあるいい言葉です。
必敗法の定義化と排除は、マラソンでも長所を伸ばすよりも短所を潰す方が安定して記録を残せることと、同じなのかもしれません。
今の私には以前の走力はないので、サブ10を達成するまで、きっと、これからも、今までと同じように大なり小なり負けるのでしょう。
でも、それがどうした。
負ける条件を定義化し、破滅しないように細心の注意を払いながら、打たれ、打たれ続けて、打たれ越し、流れを作って大勝負。
森巣さんに倣って言うなら、
上等じゃないのよ、やってやろうじゃないのさ。
です\(^o^)/
今週の練習
平日 朝 タバタ(バイクトレ)×3 体幹トレ、筋トレ、ストレッチ
11/3(土)10km@4:33のビルドアップ 思ったより走れたけど、ラストを4:10/kmまで上げたら心拍数200オーバー\(^o^)/
11/4(日)20km@7:00 疲労抜きジョグ
次回更新予定 11/11(日)23:59
いわい将門ハーフマラソン結果。今の走力なら1:45を切れれば御の字かも\(^o^)/