とある週末ランナーの不定期ブログ

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マラソンフォームの考察②故障とフォーム改善の際の注意点 

ウルトラマラソンでは特に、

長く、楽に、故障をせずに、脚に極力負担をかけずに、
最後まで走り切るためのフォームが必要不可欠だと思い、
先日からあれこれと考察しています。

 

マラソンフォームの考察① 最大公約数的なフォーム?

bendertone0.hatenablog.com

 

最大公約数的なフォームを推測すると以下の通り。

①背筋はまっすぐ胸を開く(呼吸が楽になる)
②前傾した骨盤を回して(交互に前に出して)
③着地はなでるように柔らかく前足部~中足部(理想は指のつけ根の外側)
④重心真下着地(スピードが速ければやや前でもOK)
(※着地衝撃は足裏のアーチと膝を曲げることで吸収)

 

 

これをベースに自分にとっての正解に近いフォーム
を探していくことになるのですが、その際の注意点を
過去の失敗談を交えて戒めのために書いておきます。

 

(1)無理な修正で余計な負担がかかって故障しかける。


①~④はそれぞれ独立している訳ではなく、
一連の流れの結果としてそうなっているのであって、
無理にどれかを極端に修正しようとすると、

余計な負担がかかってしまい故障する可能性が高い。
\(^o^)/

 

以前、こういった理屈を分かってない段階で、
よく言われる「1本のレールの上での着地」を意識して
無理矢理走ったら足首に負担がかかったらしく、
当日に足首を痛めかけたことがありました\(^o^)/馬鹿ですね


今はあまり1本のレールの上の着地とは特別意識はしていませんが、
骨盤を回す(交互に前に出す)感覚も定着してきているので(多分)、
自然と以前よりは1本のレールの上に近くなっているようです(多分)。

 

なので流れの結果として自然になるならいいものの、
特定のところだけを無理に極端に修正しようとすると故障するかもしれない\(^o^)/

生兵法は怪我の元\(^o^)/


(2)最大公約数的なフォームだから故障しない訳ではない。

 

踵での着地から前足部~中足部での着地に切り替えることで
故障のリスクが低下するかというと、一概には言えない。

 

なぜならどこで着地しても、負担のかかる部位が違うだけで、
体にかかる着地衝撃の量は変わらないから。
(※これを考えると故障のリスクを下げる手っ取り早い方法は減量になるかも\(^o^)/)

 

踵での着地は腸脛靭帯炎(通称:ランナー膝)、
前足部での着地はアキレス腱炎、足底筋膜炎、
足関節の捻挫や中足骨の疲労骨折を発症するリスクがあると言われる。

 

なので、今まで踵での着地だったランナーが
前足部~中足部での着地に切り替えることで別の箇所を故障する可能性もある。

 

私の場合は、より前足部着地を意識するようになり、
連日負荷の高い練習をしていた時に(榛名湖マラソン直前くらい)、
あわや足底筋膜炎かという痛みを初めて覚えたことがありました。

 

その後、疲労抜き(ゆる)ジョグを始めて練習にメリハリをつけたこと、
青竹踏みを始めたこともあってか、幸いなことに足底筋膜炎は発症していません\(^o^)/


(3)正解は自分の中にしかない。

 

①~④のフォームをベースに、より効率的にフォームを変えること自体は間違いではないのだろうけど、
骨格も体重も体の丈夫さも目標タイムもランニング歴も
それまでのフォームも人それぞれなので、
結局、正解は自分の中にしかない。

 

なのでフォームを修正する過程で痛みがある場合は、

(1)無理な修正で余計な負担がかかっている
(2)フォームをより良く修正する過程でおこる、
それまでとは違う部位に負担がかかっていることによる一時的な痛みの

どちらなのか自分の体と慎重に対話して、

(1)なら修正が必要
(2)ならストレッチやランオフで体のケアをしつつ継続する必要がある

その原因の対処法を行いながら、

より正解に近いものを定着させていくことが必要\(^o^)/焦らず慎重に


以上、当たり前すぎることを、今後無駄に故障しないように
戒めも込めて備忘録として残しておきます\(^o^)/
今回の故障寸前の痛みは慢心が原因ですけど\(^o^)/

 

まあ、その当たり前のことを実践することが一番難しかったりするのだけど\(^o^)/ 

 

 次回更新 勝田全国マラソンの方針 1/27(土)23:59予定

 

今日の練習 フォームを意識してピッチ180のジョグ6km@5:15前後

      +280メートル@3:20前後(つなぎ3分ジョグ)×5本

      距離を踏んでいないこともあって痛みなし\(^o^)/良かった

 

体重 64kg(増減なし)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 理論よりもどう実践するかが重要で、
より良くするために何が必要なのかを考えながら
地道で面倒なことを積み重ね続ける必要がある。

 

その過程で一時的な困難や痛みは当然あるし、

心が折れそうになることがあるかもしれない。

 

それでも最初に大まかな道筋をたてて、
あとは試行錯誤でより良くしつつ前に進み続ければ
簡単ではなくても、そこそこの結果なら達成できる筈。

 

自分が好きなことや、やりたいことならなおさら。

 

そして簡単でないことだからこそ、
達成した時の何事にも代えがたい
喜びや充実感を味わいたい。

 

とりあえずあまり先のことを考えず、

いまできる最善をつくす\(^o^)/

 

明日から柴又100K申し込み開始だ\(^o^)/