とある週末ランナーの不定期ブログ

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故障あけから短期サブスリーへの道

●故障あけから短期サブスリーを狙うデメリット

 

もう言うまでもなく、単純にハイリスクですよね。


自分で言うのも何ですけど


「故障あけ」

「短期」

サブスリー

リスクだらけ、リスクのオンパレード\(^o^)/


「短期」でという時間制限がつくと、当然焦りも生まれますし、
負荷の高い練習をする必要があります。

 

焦って負荷の高い練習をすれば故障のリスクも高くなります。

 

しかも短期間で頑張れば頑張るほど、
これだけやったからと期待すればするほど、
うまく行かなかった時の失望や怒りは大きくなり、
走るのが嫌になったり、燃え尽きたりするかもしれません。

 

ギャンブルの鉄則が破産しないことだとすれば、
マラソンの鉄則は心身ともに走れなくなるようなダメージを負わない
ことかもしれません。

 

しかし、悲しいことに時間は待ってくれません。

 

絶えず流れる時間に合わせて、
人は生まれた瞬間から死に向かって進んでいるし、
周囲の環境は変化していきます。

 

その変化の流れの中でリスクを取らないことがリスクになる
と言われるように、現状維持では後退と同じになってしまいます。

 

なのでリスクを避けるだけではなく、
受け入れられる程度にコントロールして、
その受け入れられるリスクに見合うリターンが得られる可能性が高ければ、
勇気をもってチャレンジするのも時には必要なのかも。

 

失敗に終わってもその経験は糧になって、
次のチャレンジに活かせる。

 

その繰り返しが何か大きなことを達成するために
必要なのかもしれません。

 

うーん、何かいいことを書こうと思ったんですけど、要は

 

いつまでにと時間を区切るなら、
色んなリスクがついてまわるので、
心身のケアをしっかりしてね。

 

ということです。

 

当たり前すぎる\(^o^)/3行でオワタ

 


●取り組んだことの優先順位

 

前置きが長くなりましたけど、
サブスリーを狙うにあたって役に立ったことを順番に。

 

あくまでも私の場合なので異論反論あるかと思いますが、
一つの意見として聞いていただければ。

 

(1)故障の予防

短期で狙う上で故障をしないことが大前提。なので体のケアは万全に。

・練習後のストレッチは必ず行う。
・違和感があればアイシングを行う。場所によっては温める。
・負荷の高い練習をしたら近くのスーパー銭湯
{温泉→(サウナ)→水風呂}×3セットの交代浴を行い、ととのえる。

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(2)減量

 

減量によるメリット\(^o^)/魅力的

 

・VO2MAXの向上
・故障の予防
・体重の3倍かかると言われる着地衝撃の軽減、それに伴うレース後半の脚攣りの予防

 

減量によるデメリット\(^o^)/本末転倒

 

・誤った方法による減量ではフルマラソンを走り切るのに
必要な筋肉まで落ちてしまう
・糖質不足によるパフォーマンス低下

 

備考

 

小出義雄監督の著書「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」で
「僕がみてきた限りでは、サブ3を達成した市民ランナーはスリムな人ばかりです。
男性だと57~58キロくらいでしょうか」との記述があり。

 

・マクロ管理法による健康的な減量
※詳しくは筋トレで全てを解決する社長「Testosterone」さんのブログ参照のこと↓

ameblo.jp

 

・レースや負荷の高いポイント練習の際には、
事前に多めに炭水化物を摂り、減少した体でパフォーマンスを
落とさずに走り切れるか定期的に確認が必要。

 

(3)安定したフォーム

 

・フォーム改善については、みやすのんきさんの著書と
ブログ村のたのくるさんとオークさんの記事がかなり参考になりました。

 

・理想のフォームを維持できるように体幹トレーニングも併せて行う。
体幹力を上げるコアトレーニング」を見ながら、
ランオフの日や時間に余裕があれば初級・中級・上級をローテーションで実施。

 

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(4)月間走行距離と疲労抜き(ゆる)ジョグ

 

・「ランナー世論調査2015」のフルマラソン自己ベストタイム

《月間走行距離》によると、サブスリーランナーの月間走行距離の目安は300km以上。
※RUNNAL(https://runnal.com/8843)参照

 

凡人の私は、素直に疲労抜き(ゆる)ジョグを取り入れ
300kmを踏むことに。

 

結果、練習強度が強めだったので相対的に疲労が抜け、
ポイント練習の追い込み、減量に一役買った。

 

・ざっくり疲労抜きジョグの説明
①1kmTTの2倍のペースで走る
例)1kmTT 3:30/kmの場合、疲労抜きジョグは7:00/km
②ポイント練習と疲労抜きジョグの比率は1:2。
詳しくはTake先生の著書を参考に

 

 

サブスリーを目指したきっかけ


サブ3.5を達成した後、
さすがにサブ3はハードル高すぎだし、
あとはファンランで緩く走ろうと考えていた私は、
ある大会の下調べをしていた時に
何の気なしにサブスリーのフィニッシュ動画をみてしまいました。

 

そこにはサブスリーを達成した後に
感情を爆発させるランナーが映し出されていた。

 

力の限りガッツポーズをする人、
仲間と強く抱き合う人、
満面の笑みでハイタッチをする人、

 

その姿は私のよどんだ眼には、ひどくまぶしく映り、
まぶしすぎて私もサブスリーを達成したいと思わせるほどでした。

 

そしてサブスリーを目指すと決意し、
その後、地獄を見ることになりました\(^o^)/

 

でも結果、良かったと思います。

 

彼らが何故まぶしく見えたのか本当に分かったから。

 

困難なことに挑戦し、リスクを恐れず受け入れ、
一時的な逆境にも己を律して耐え、
地道な練習を積み重ねて、
その過程が報われた時に初めて感情を爆発させる。

 

あの感情を爆発させる瞬間には
それまで積み重ねてきた
労力と時間、
血と汗と涙と、
前へ進もうという意志、
目標を達成させるという情熱
それらのすべてが
凝縮されているから、
まぶしく見えたのだと。

 

そしてその瞬間を自分自身で体験できたのは
凄く幸運なことだと感謝せずにはいられません。

 


故障あけから短期サブスリーへの道 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 


と、一応区切りをつけておきます。

 

スピードを出すと痛む右アキレス腱の問題もありますし、
もう一つサブスリー以外に達成させたいことがあるので、
今後は週末ランナーとして、来年の柴又100kmマラソンで
サブ10を目指そうと思います(予定は未定)。

 

そのため今後のフルマラソンは記録志向ではなく、
ウルトラマラソンの練習の一環として参加する予定です。

 

しばらく休んで年が明けたら
「週末ランナーが柴又100kmマラソンでサブ10を目指すブログ」
などでこっそり再開するかもしれません。


もしよかったらその際も宜しくお願いします。

 

そして最後の最後に。

 

ブログを書くことでいろんな面で走力アップに繋がりました。


ブログを始めなかったらサブ3はできていなかったかもしれません。

 

サブスリーを達成できたのは

このような稚拙で読みづらいブログを
読んでくださった方々のおかげでもあります。


ありがとうございました!