とある週末ランナーの不定期ブログ

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つくばマラソンレースレポ②【レース序盤】

故障あけから短期でサブスリーを達成できるかどうか、
その成否を問う運命の号砲が鳴った。

 

グロスではなくネットでサブスリーを狙っていたので
Bブロックの後方からスタート。

 

レースプランは@4:13で走れるところまで走り、
きつくなったら後はそれまでに出来た貯金を切り崩しながら
粘れるだけ粘るというシンプルなもの。

 

しかし混雑のため、入りの1kmが4:48/km\(^o^)/

 

開始早々いきなり想定タイムで35秒の借金を抱える\(^o^)/イキナリオワタ?

 

これはさすがにまずいと思い、
ランナー間の狭い隙間を慎重にすり抜けながらペースを上げて
1km毎に
4:20 \(^o^)/
4:14 (^O^)
4:13 (^O^)
とラップを刻む。

 

このあたりになるとランナー間の狭い隙間をすり抜けなくても
余裕をもってパスできるようになり少し安心した。

 

@4:13で走り切れば2分の貯金でゴールできるので、

想定ペースで早くも43秒もの借金を背負うことになったけど、
まだサブスリーペースでは1分17秒の余裕がある。\(^o^)/


不思議と焦りはなかった。

 

先は長いし、不器用で豆腐メンタルの私にはできることは限られている。

 

下手に動いて自滅する方が怖い\(^o^)/

 

淡々と@4:13のペースを刻むことだけを考え走り続ける。

 

当初の予定どおり、時間のロスを極力防ぐため、

走りのリズムを崩さないために4km地点の給水はパス。

 

途中で安定したフォームで同じくらいのペースで走る

2人組のランナーの方々に気付く。

 

上手くコース取りをしながらペースの合わないランナーをパスしていくので
少し離れた距離で後ろから付かせてもらう。

 

毎度おなじみのストーキング開始です\(^o^)/

 

9km地点の給水所の少し前からマグオンと塩熱サプリ1錠を摂取し、
給水ポイントで走りながら紙コップを指でひっかけ、水を多めに4口ほど飲む。

 

10kmを少し過ぎたあたりで

引っ張ってもらっていた(ストーキングしていた)ランナーの方々が

ペースを上げだしたので、無理に付いていかずに自分のペースを守ることを選択。

 

基本は体感に任せながら時々ペースをチェック。

@4:13前後でペースは悪くない。

 

でもふと心拍数をチェックすると185くらい。

 いつもならこのペースで170台のはずなので少し高め\(^o^)/

 

当初心配していた病み上がりによる息苦しさはまだないものの、

心拍数は影響を受けているのか?

 

まだまだレース序盤なのに、この先どうなるんだと軽く眩暈がした\(^o^)/

 

心拍数は高めだけど、幸いまだ息苦しさは覚えていない。

でもレース序盤のこの状況で息苦しさまで覚えたら

その後は地獄をみることになる。

 

心配は杞憂に終わりこのまま走り切れるかもしれないし、
この直後に撃沈するかもしれない。 

 

分からない。

 

長丁場のフルマラソンでは後半どんな展開が待っているか

分からないことだらけだ。

 

分からないので不安になる。弱気になる。


不安になったり、弱気になったりしないよう

レース前にできるだけのものを積み重ねて、
積み重ねてきたものを発揮できればこのタイムは
出せるはずという自信や確信は必要なのでしょう。

 

そう思ってやれるだけのことはやってきたけど、

それでも経験則はあくまでも過去の統計に過ぎず、

未来を保証するものではなかったりする。

 

ましてや気温や天候、故障や体調不良等の要因が絡めば、

本当にできるのかと自信や確信は簡単にゆらいでしまう。

 

でもそんなものは当たり前で、

世の中に確実なものなんて殆どなくて、

理不尽で不条理なことだらけだ。

 

理不尽や不条理の中で不安や恐怖でじり貧に陥いったり、

右往左往・一喜一憂して調子を崩すくらいなら、
やってきたことを信じて今やれる最善のことを愚直にやる、
それがちっぽけな自分にできることだ。

 

ラソンに費やせる時間は限られている。

 

多少条件が悪くてもこれだけのチャンスは

次いつ巡ってくるか分からない。

 

もしかしたらもう巡ってこないかもしれない。

 

サブスリーか大撃沈かの2択。

 

ペースを少し落として自己ベストを狙うという選択肢は今回はない。

 

大撃沈上等。

 

地獄をみようが構わない。

 

腹を括った。

 

もう分からないことを不安に思ったり、迷うことはしない。

 

@4:13前後のペースを維持することだけを考えよう。

 

「激沈上等」

 

勝田全国マラソンで見かけて感銘を受けたその言葉は、
シンプルで胸に響く良い言葉だと思う。

 

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つくばマラソンレースレポ②【レース中盤】に続く